庭には、毎日様々な驚きや発見がある。
小さな生き物たちや突然出現した穴。草たちの攻防。ロゼットの美しい広がり。知らない間に咲いている花。光と影の移り変わり。昨日までは気づかなかった植物が、急に大きくなっていたり!
2年前のある日、私は庭に見慣れない葉が展開しているのを見つけた。しばらくすると、枝が木質化している。同じような葉が、庭の反対側にも伸びている。いったい何の木だろう?・・・いくつか植物図鑑を調べてみても分からないまま日が過ぎた。
植物の名前を調べるため、3つの方法を試してみた。各調べ方と結果を書き留める。
①図鑑等の本
②ネットの画像検索
③植物の名前を調べるアプリ
①図鑑で調べる
図鑑にも色々な種類がある。庭木の図鑑、雑草の図鑑、葉の図鑑、花や実の図鑑、散歩の樹木図鑑。書籍は、落ち着いて比較して見ることができていい。児童用図鑑も豊富な写真やイラストを交えた解説で、よく目にする植物なら見つけやすい。学術的な図鑑になると情報量が多すぎて、何が何だか分からなくなる。見やすい資料で目星をつけてから、学術的資料を調べると理解しやすくなると思う。
今回は庭の両端に生えているから、野鳥がフェンスにとまった時に落としたフンに混じっていた種が成長した(種子散布)のかもしれない。そうなると、野鳥を視野に入れた図鑑も参考になる。
📖「野鳥と木の実ハンドブック」
叶内拓哉/写真・文(文一総合出版 2021年増補改訂版) ndc488.1
――この本は、木の実の写真が大きく掲載されている。それを好む野鳥やmemoとして著者自ら食べてみた実の味まで書かれている!野鳥好きにはオススメの内容! このハンドブックを参考にして、これから植える庭木を選ぶといいと思った。
【いくつかの図鑑を調べた結果】
木の候補を絞ることはできたが、特定はできなかった。サカキ、ツゲ、モチノキ科。花も実もまだ付いていないので、特定が困難。
②ネットの画像検索
【Googleの画像検索方法】…文字入力でなく、画像から情報を検索する
【方法】
1.パソコンでGoogleページを開く。右上の「画像」の文字をクリック→
2.「画像検索」画面になる。カメラのアイコンをクリック→
3.「画像のURLを貼り付け」と「画像をアップロード」のインデックス表示がでる。自分の撮影した写真から調べたい場合は、「画像をアップロード」をクリック
3.「ファイルを選択」表示をクリック→自分のパソコンから調べたい画像をwクリック→検索結果
検索結果が「フェンス」!
私がアップロードした写真に写りこんでいたからだね。検索したい対象以外が写りこまないように注意しないといけない。こういう、AIの空気を読んでくれない生真面目なところは微笑ましい。
【Googleレンズで検索】…今回は、Googleフォトアプリ(スマホ)からの検索。
【方法】
1.自分のGoogleフォト内で調べたい写真を選択
2.写真下に出ている⊡アイコン(右から2番目)をクリック→
3.Googleレンズになる。画像内に出るトリミングの範囲マークを使って、調べたい対象だけを選択。ここがGoogleレンズの便利なところ!!
今回は、この植物の葉っぱ部分のトリミングを何か所か検索にかけたところ、共通して出てきた結果が「ヒサカキ属」だった。 図鑑で調べた時も、サカキ類は候補としてあがっていた。しかし、私が探している先が丸っこい葉っぱの画像が検索結果に出てこない!!
**Google には、ここに挙げた以外にもいろいろな検索方法があります**
③植物の名前を調べるアプリ
庭に勝手に生えてきた木の名前を、特定できるかな?→ → → その2へ 続く
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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