私は昨年から足腰を痛めているので、今年は夏野菜を育てないつもりでいた。薬味で重宝する小ネギと大葉だけ植えていたが、5月GW開けに売れ残ったミニトマトの苗を処分品コーナーで見つけてしまい購入。
「ミニトマトは初心者向け」と言われるが、毎回わき芽かきに悩む。ミニトマトの生育速度は早く、私をあざ笑うかのようにあっちこっちに伸びて乱れまくる。そうなると実に栄養がいかなくなり、小さな青い実のまま力尽きていく・・・。
今回はブランド苗が手に入ったから、ちゃんと仕立てていこう!と決心。
そこでいろいろと育て方情報を読み漁る。読んでる時は理解できても、実際にできるか不安・・・そこで私が頼りにしているYouTubeの「カーメン君」ガーデンチャンネルでトマトの回を見てみる。
「カーメン君」とは ⇒ 愛知県の大型総合園芸店の元店長さん。長年お客さん相手をしてらしたので、初心者の悩み所をよく知っていて、ポイントを分かりやすく説明してくれる。なおかつ専門知識も解説。程よく軽いノリで & ツボは押さえつつ & 話し上手で 飽きさせない。私は、彼の動画で多くを学んでいる。
「カーメン君」はいつも動画の冒頭で、今回オススメする対象を挙げていく。その中で、「園芸をとことん楽しみたい方」という表現の仕方が私は好き。「とことん」で魔法にかけられちゃうみたい(#^^#)
いろいろな育て方の情報があります。~(略)2本仕立てや3本仕立て~(略)実はこれ、やりだすとすでに分からなくなっている事がほとんどです。そもそも一番花を逃してしまったらどうなるんでしょう。もうストレスでしかありません。
YouTube 「カーメン君ガーデンチャンネル ・「初心者でも挑戦したい!甘いトマトを作るコツ」より
なので私がオススメする方法は一本仕立てです。 とにかく主軸の1本だけを伸ばしてください。他から出てくる脇芽は全部かいて結構です。 という、とてもシンプルな方法。
「仕立てのためのわき芽かき、分からなくなってくる。」
「逃してしまったら、ストレスでしかありません。」
―――うんうん、これらは私の悩みとおんなじ!!
1本仕立ては2m3mと高くなりすぎて、一般家庭では管理しきれなくなるというデメリットがある。その解決策として「カーメン君」が提案するのが、リング支柱にぐるぐる回していくという方法。
ということで、彼がオススメするシンプルな1本仕立て = ローリング仕立てに挑戦する。
4月 畑スペースの土づくり。
苦土石灰を適当に混ぜて、赤玉土や腐葉土と土を混ぜといた。
5月9日 苗購入&植え付け。
「ミニトマトの水やりは乾きぎみのほうが甘さが増す」ということなので、高さ8cmぐらいの畝にした。石で土の流れ止め防止。 茎をローリングさせるために、斜め上向きに植え付ける。きっと朝日の方向に伸びるだろうから、東向きに斜めにした。
植えた苗 ①かんたんトマト「甘っこ」(DCM(株))
②サントリー本気野菜「純あま」 …私の経験上、サントリーの苗はいつも元気でよく育ってくれる。
5月11日 マルチングと支柱。
この場所は雨が降ると張り出したバルコニーから水滴がしたたるので、土の跳ね返りで葉がすぐに痛む。初めてしっかりとマルチングした。
支柱は、100均セリアのものを組み合わせてDIY。 「園芸リング支柱」は高さが60cmのものしかなかったので、付いているФ30cmのリングを切り離して6本集め、「天然竹使用 園芸支柱 90cm (3本)」8本に麻ひもで結んでいった。(ミニトマトの成長を考えると長さ150cmの支柱の方が適していると思うが、私の家に90cm支柱がたくさん余っているのでそれを使用した。)
5月23日 支柱に回しながら誘引。
茎を横向きに誘引しても、そこからまた上へ上へと伸びていく。上へ向かった茎もすぐに太くなっちゃうので、支柱にグルグル回していくのはなかなか難しい。次々にわき芽が出てくるが、1本仕立てなので迷うことなくわき芽かきできる。これはストレスレス(#^^#)
この調子で茎をローリング誘引していけるかな? 栽培レポート その2 へつづく
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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