ヤマボウシの情報を探していて、この本を見つけた。
「野に咲く花の生態図鑑」多田多恵子/著、河出書房新社/発行、2012年/刊
図鑑や育て方を解説した園芸書等あるが、こちらは”生態図鑑”となっている。
一つの植物を4ページ(見開き)で解説。各タイトルの写真がとても素敵で目を引いた。光や空気感等その場の雰囲気と共に、紹介している植物がとても魅力的に写っている。
例えば、人物を写す時にはその人なりが写るように工夫すると思う。私は、この著者がその植物の特性(個性というのか)を写し出していると感じた。
自然界の植物はいつどこで芽生えてどう成長し、どんな生き物とどう関わり、どのように花を咲かせて実を結び、種をばらまくのでしょう。人に個性があるように植物にも個性があります。人に対するのと同じように、私は植物のことも理解したいのです。
「野に咲く花の生態図鑑」 あとがき より
「植物のことも理解したい」
植物そのものをあるがままに理解しようとしているのを、この本から感じる。紹介されてる植物が愛おしくなる。
ヤマボウシの紹介箇所だけ、参考にアップさせていただきます。
私も、植物たちの自然な姿をあるがままに写せるようになりたいと思う。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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