お目々クリクリの可愛い顔!-「難防除害虫」のウリハムシです。
2020年初夏。すくすくと伸びていったミニトマトときゅうり。コンパニオンプランツと簡易マルチングのおかげか、時々アブラムシを食すテントウムシを見かける程度でした。しかしきゅうりの黄色い花が咲き始めた頃から、ハムシ達が目立つように!きゅうりの実には来ていないのでそのまま様子見していましたが、日に日に増えていく・・・むしゃむしゃ葉っぱを食べてる様子は、くったくなくて可愛い。
ウリハムシ cucurbit leaf beetle 甲虫目 ハムシ科。ウリ科(きゅうり、カボチャetc)の葉っぱを好んで食べる。体長5.6~7.3mm。葉を円形状に摂食するのが特徴。オレンジ一色が「ウリハムシ」。羽が黒いのが「クロウリハムシ」(「野菜の病害虫ハンドブック」より)
殺虫する気はないけど、きゅうりは収穫したい。そこで試したのが木酢液。 ウリハムシやアブラムシがいる葉っぱに噴霧するのだから、用法を守って希釈液を用意。かなり薄めたけど臭う(≧◇≦)
ぷしゅー、ぷしゅー、ぷしゅー 、
おーー!ハムシ達が逃げていく
ごめんね、ウリハちゃん。さようなら~ ♪♪
* * *
翌日、きゅうりの葉っぱに数匹ウリハムシがいた。
2~3日後、ウリハムシ元通り
これって、戻って来てるんだよね? 再び木酢液を少し噴霧してみると、みんなすぐ逃げたけどそのままUターンして葉っぱに戻ってくる。私の目の前で!・・・私はウリハムシになめられてるんだろうか・・・?
いたちごっこになるだけなので、虫はそのままにしておくことにした。
きっと定期的に木酢液を噴霧して寄ってくる虫を捕殺すれば、いなくなると思う。
* * *
ウリハムシが葉っぱを食すよりもつるの成長の方が早いから、きゅうりは収穫できました。
虫を可愛いと思う私は、栽培向きではないんだと悟りました。
参考にした本:
「野菜の病害虫ハンドブック」by 草間祐輔 (2017年) NDC626.18 野菜ごとに病害虫と対策(薬剤を使わない防除と使う防除)を解説。豊富な写真で、とても分かりやすい。ウリハムシは、P37きゅうり、P47メロン、P49カボチャの3箇所に登場!参考に、防除法を引用します。
薬剤を使わない防除>>成虫の動きの鈍い早朝に捕殺します。定植前に光反射マルチで地面を覆い、成虫の飛来を抑えます。
「はじめての人でもかんたん 木炭・木酢液の利用法」by 増田幹雄 (2003年) NDC658.2
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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